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乳腺外科医の準強制わいせつ事件、最高裁判決は2月18日に指定 逆転有罪の二審判断見直しか
2022年02月03日 14時02分
#乳腺外科医

手術直後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性医師の上告審で、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)は、判決期日を2022年2月18日に指定した。1月21日に上告審弁論があり、結審していた。

最高裁は2審の判断を変更する場合に弁論を開くことが多いため、男性に懲役2年の逆転有罪判決を言い渡した2審・東京高裁判決が見直される可能性がある。

弁護側は弁論で、「科学捜査研究所の鑑定結果の検査プロセスや計算の過程を検証できる客観的なデータは何一つなく証拠排除されるべき。検察側証人として出廷した医師の証言には科学的証拠としての価値は全くなく、独自の見解だ」と無罪を主張した。

検察側は「女性の話は客観的証拠や周りの人の証言で裏付けられている。そのこと自体が現実を語っているという何よりの証拠だ。女性の行動はせん妄とはかけ離れており、女性の語った内容は現実の出来事だ」などと上告棄却を求めた。

手術直後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性医師の上告審で、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)は、判決期日を2022年2月18日に指定した。1月21日に上告審弁論があり、結審していた。

最高裁は2審の判断を変更する場合に弁論を開くことが多いため、男性に懲役2年の逆転有罪判決を言い渡した2審・東京高裁判決が見直される可能性がある。

弁護側は弁論で、「科学捜査研究所の鑑定結果の検査プロセスや計算の過程を検証できる客観的なデータは何一つなく証拠排除されるべき。検察側証人として出廷した医師の証言には科学的証拠としての価値は全くなく、独自の見解だ」と無罪を主張した。

検察側は「女性の話は客観的証拠や周りの人の証言で裏付けられている。そのこと自体が現実を語っているという何よりの証拠だ。女性の行動はせん妄とはかけ離れており、女性の語った内容は現実の出来事だ」などと上告棄却を求めた。

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