2052.jpg
蜂蜜入り離乳食で乳児死亡、クックパッド「レシピ再確認する」…豚ユッケにも批判噴出
2017年04月10日 17時29分

はちみつを与えられた生後6カ月の乳児が「乳児ボツリヌス症」で死亡したニュースをめぐり、レシピ投稿サイト「クックパッド」がHP上で声明を発表している。料理レシピの再確認や、必要に応じた注意喚起を実施するとしている。

報道などによると、乳児は今年3月に死亡。1月中旬ぐらいから離乳食として、市販のジュースにはちみつを加えて、飲まされていたという。多くのはちみつ商品には、免疫力の弱い1歳未満の乳児には与えないよう注意書きがある。

4月7日にこのニュースが報じられると、ネットではレシピサイトの安全性に関する言及が増加。特に最大手のクックパッドについては、「離乳食 はちみつ」で検索すると100件以上のレシピがヒットすることから、批判が集まっていた。ただし、この乳児の死とレシピサイトとの関連性は分かっていない。

今回の声明でクックパッドは、同社の「クックパッドニュース」の記事リンク3本を張り、はちみつなど、赤ちゃんに与えてはいけない食べ物について注意喚起してきたと強調。乳児の死を「大変悲しい出来事」と表現し、食の安全に関する発信をさらに強化するなどとしている。

「はちみつ離乳食」騒動を受け、ネットでは健康被害を招きかねないとして、クックパッドの別のレシピも批判されている。たとえば、豚の生肉を使ったユッケやタルタルステーキを紹介したツイートは2万回以上RTされ、「自己責任」といった声のほか、「危険すぎる」などの非難の声もあがっている。なお、問題の「豚ユッケ」「豚肉のタルタルステーキ」のレシピは4月10日現在、削除されている。

(弁護士ドットコムニュース)

はちみつを与えられた生後6カ月の乳児が「乳児ボツリヌス症」で死亡したニュースをめぐり、レシピ投稿サイト「クックパッド」がHP上で声明を発表している。料理レシピの再確認や、必要に応じた注意喚起を実施するとしている。

報道などによると、乳児は今年3月に死亡。1月中旬ぐらいから離乳食として、市販のジュースにはちみつを加えて、飲まされていたという。多くのはちみつ商品には、免疫力の弱い1歳未満の乳児には与えないよう注意書きがある。

4月7日にこのニュースが報じられると、ネットではレシピサイトの安全性に関する言及が増加。特に最大手のクックパッドについては、「離乳食 はちみつ」で検索すると100件以上のレシピがヒットすることから、批判が集まっていた。ただし、この乳児の死とレシピサイトとの関連性は分かっていない。

今回の声明でクックパッドは、同社の「クックパッドニュース」の記事リンク3本を張り、はちみつなど、赤ちゃんに与えてはいけない食べ物について注意喚起してきたと強調。乳児の死を「大変悲しい出来事」と表現し、食の安全に関する発信をさらに強化するなどとしている。

「はちみつ離乳食」騒動を受け、ネットでは健康被害を招きかねないとして、クックパッドの別のレシピも批判されている。たとえば、豚の生肉を使ったユッケやタルタルステーキを紹介したツイートは2万回以上RTされ、「自己責任」といった声のほか、「危険すぎる」などの非難の声もあがっている。なお、問題の「豚ユッケ」「豚肉のタルタルステーキ」のレシピは4月10日現在、削除されている。

(弁護士ドットコムニュース)

新着記事
一般的なニュースのサムネイル

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審で、東京高裁(東亜由美裁判長)は11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断した。

一般的なニュースのサムネイル

最高裁で史上初の「ウェブ弁論」、利用したのは沖縄の弁護士「不利益にならない運用を」

裁判の口頭弁論をオンラインで実施する「ウェブ弁論」が今月、初めて最高裁でおこなわれた。

一般的なニュースのサムネイル

夫の「SM嗜好」に苦しむ妻、望まぬ行為は犯罪になる?離婚が認められる条件は?

パートナーの理解を超えた「性的嗜好」は、離婚の正当な理由になるのでしょうか。弁護士ドットコムには、そんな切実な相談が寄せられています。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「答え合わせしたい」日テレの拒否は「適正手続」の観点から問題?

コンプライアンスの問題を理由に番組を降板し、活動を休止していた元TOKIOの国分太一さんが、11月26日に東京霞が関で記者会見を開きました。

一般的なニュースのサムネイル

国分太一さん「録音の削除求められた」消さないと違法だったの?弁護士が解説

解散したアイドルグループ「TOKIO」の国分太一さんが11月26日、東京都内で記者会見を開き、日本テレビ側から番組降板を告げられた際、会話を録音しようとしたところ、同席した弁護士からデータの削除を求められたと明らかにした。一般論として、法的に録音の削除に応じないといけないのだろうか。

一般的なニュースのサムネイル

「サケ漁はアイヌ文化の主要な部分」日弁連、アイヌ施策推進法の改正求める意見書

日本弁護士連合会(日弁連)は11月20日、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)の5年見直しに際し、アイヌ集団の権利保障やサケ漁の権利の法整備などを求める意見書を公表した。同法附則第9条の見直し規定に基づき、文部科学大臣や農林水産大臣など関係機関に提出した。

もっと見る