新着記事
「『何でもやります』は仕事来ない」弁護士の専門性、尖るほど他分野の依頼も 鳥飼重和×山岡裕明【弁護士対談】
弁護士の数が増えた結果、差別化のため専門性を磨くことが強く求められている。専門性を磨いた先に何があるのか、どのような分野を目指すべきなのか——。
ITコンサルから転身、32歳入学で司法試験1位合格 ロースクール1期生・伊藤弁護士が語る「キャリアの多様性」
2004年に開校したロースクール(法科大学院)は今年度で開校20年目となる。最大74校あった数は半減した一方、抜け道だったはずの「予備試験」受験者数が増え続けるという逆転現象が起きている。合格率も予備試験組が圧倒的に高く、ロースクールの存在価値を疑問視する声もあるが、開校当初に学んだ弁護士は、現状をどう見ているのか。
モルスタ出身の金融エリート、55歳で障害者支援の弁護士に 「金権派」はなぜ「人権派」へ?
4月から第一東京弁護士会の副会長に就任する橘真理夫弁護士(67期)は、今年がキャリア10年目。大規模単位会では珍しい「若手副会長」だ。
裁判文書「和暦やめて西暦にして」、弁護士の6割が希望 「令和」で元号嫌い増加か?
公文書や法律文書では慣例として、年月日を表すのに元号が使われるのが一般的です。ただ、2019年5月1日の改元から、主に「昭和」「平成」「令和」の3種類の元号を使うことになり、文書作成者の負担も増しています。
パワハラ訴えられた裁判でニセ証拠提出、元弁護士に有罪 横浜地裁「一般人より厳しい非難」
事務所の部下からパワハラ被害を訴えられた裁判で虚偽の証拠を提出したとして、有印私文書偽造・同行使などの罪に問われた元弁護士・古澤眞尋被告人の判決公判が9月15日、横浜地裁であり、渡邉史朗裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)の有罪判決を言い渡した。
在学生の大半が予備校へ、ローの教育に意味はあるか? 弁護士500人が考えた法曹養成(1)
多様な背景を持つ法曹が必要だとして、司法試験制度が変わって15年超。当初74校あったロースクールは半減する一方、ローを経由しない予備試験が人気になるなど、当初の目的が揺らいでいます。
日弁連臨時総会、「法テラス議案」を可決 給付制の実現や弁護士報酬の改善目指す
日弁連の臨時総会が3月3日にあり、法テラスの民事法律扶助について、国に対して原則給付制を採用し利用者負担を軽減することや弁護士報酬の増額などを求める議案(4号議案)を可決した。
【詳報】警察への不満アンケート「取り調べ」編 未だに多い暴言・誘導、弁護士の怒り募る
弁護士ドットコムは、会員の弁護士に「警察の対応への不満」についてのアンケート(実施期間:2022年12月21日〜2023年1月9日)を実施し、105人から回答が寄せられた。結果を4回に分けて詳報する。
裁判IT化、弁護士の期待と不安…ウェブ期日広がり「自由増す」「和解ハードル高くなるかも」
裁判IT化に向けた取り組みが進んでいる。弁護士ドットコムは2023年2月、会員弁護士に対して、裁判IT化への期待と不安についてのアンケートを実施した。464人が回答し、ウェブ期日の拡張などについて高い期待が寄せられていることが分かった。
法廷録音めぐる制裁裁判で過料3万円、中道弁護士の抗告棄却 大阪高裁
法廷録音をめぐる制裁裁判で過料3万円の決定を受けたことを不服として、大阪弁護士会の中道一政弁護士が申し立てた抗告について、大阪高裁(齋藤正人裁判長)は6月9日、棄却する決定をした。中道弁護士は最高裁に特別抗告するという。