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ほっかほっか亭、10円上乗せ「エネルギーサーチャージ」が「わかりにくい」と話題…運営の見解は?
2022年08月03日 15時13分

弁当チェーン「ほっかほっか亭」で弁当を購入した際、「エネルギーサーチャージ」として上乗せ料金を支払ったとするツイッターでの投稿が話題となっている。

投稿によると、投稿者は大阪府北区にあるほっかほっか亭豊崎店で、唐揚弁当を購入。渡されたレシートの下部に「お客さまへ」と書かれた案内があり、エネルギーサーチャージとして「1点ご購入ごとに売価とは別に10円(税込)を当面の間、頂戴いたしております」と書かれていた。対象商品にはレシートに「+S」と記載されるようだ。

投稿者のレシートにも「唐揚弁当5コ+S 590(円)」と記載されていた。ほっかほっか亭のホームページでは、大阪府内で販売される「唐揚弁当5コ」の価格は「税込580円」と紹介されており、確かに「10円」分が上乗せされていたようだ。

投稿者は、「ほか弁、原油高騰でエネルギーサーチャージとか入れてきてひどい」と述べていることから、購入後に渡されるレシートを確認するまで「エネルギーサーチャージ」のことを知らなかったとみられる。

この上乗せ料金をめぐって、ネット上では「これは斬新」「素直に値上げすれば良いのに」「わかるように告知してないのは悪い」など様々な意見があがっていた。

弁当チェーン「ほっかほっか亭」で弁当を購入した際、「エネルギーサーチャージ」として上乗せ料金を支払ったとするツイッターでの投稿が話題となっている。

投稿によると、投稿者は大阪府北区にあるほっかほっか亭豊崎店で、唐揚弁当を購入。渡されたレシートの下部に「お客さまへ」と書かれた案内があり、エネルギーサーチャージとして「1点ご購入ごとに売価とは別に10円(税込)を当面の間、頂戴いたしております」と書かれていた。対象商品にはレシートに「+S」と記載されるようだ。

投稿者のレシートにも「唐揚弁当5コ+S 590(円)」と記載されていた。ほっかほっか亭のホームページでは、大阪府内で販売される「唐揚弁当5コ」の価格は「税込580円」と紹介されており、確かに「10円」分が上乗せされていたようだ。

投稿者は、「ほか弁、原油高騰でエネルギーサーチャージとか入れてきてひどい」と述べていることから、購入後に渡されるレシートを確認するまで「エネルギーサーチャージ」のことを知らなかったとみられる。

この上乗せ料金をめぐって、ネット上では「これは斬新」「素直に値上げすれば良いのに」「わかるように告知してないのは悪い」など様々な意見があがっていた。

●実施は大阪の4店舗、「メニューやポスターでは案内している」

ほっかほっか亭総本部によると、8月1日から大阪府内の4店舗(豊崎店・茶屋町店・中津店・水無瀬駅前店)のみで1点ごとに10円を上乗せする「試験的段階」という形で実施しており、実施機関や全店舗での実施など今後の予定はまだ決まっていないという。

しかし、購入前に「エネルギーサーチャージ」のことを知らされていなければ、購入者としては不意打ちで追加料金をとられたとの印象は免れないだろう。店舗側はあらかじめ告知等をしていなかったのだろうか。

同社の担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、エネルギーサーチャージを実施している店舗では「店内のメニューチラシやポスターすべてに案内の記載があり、手配りのチラシにも記載している」と話す。

「レジスターそれぞれの台にもポップをつけるなどしてご案内させていただいております。ただ、(案内が)わかりにくかったというところでお客様から不満が出ているかと思いますので、ご案内に関して今後真摯に改善できるようにしたいと思っております」(担当者)

8月3日時点で公式ホームページでの案内はおこなわれていないが、「基本的に全国対象にした情報公開になっている」ためだという。

●客に苦境を理解してもらうため、外に出した価格設定に

実施の理由として、エネルギーコストの上昇を挙げ、「非常に打撃として大きく、自助努力だけでは難しい状況」と説明。

商品の値上げではなく、「エネルギーサーチャージ」という形にしたことについては、「お客様に何とかご理解いただけるよう、(商品価格の)外に取り出したような価格としての表現としてこうなった」と話す。

「本当に苦しい中でのところで選択した形ではありますが、その結果、逆にお客様の納得が得られないようだったら、得策ではないと思います。

お客様にご不便かけたり、ネガティブな声をたくさんいただくようであれば、このやり方自体を続けるのかどうかも含めて今後検討させていただくことも考えております」(担当者)

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