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岡口判事の弾劾裁判、目立った裁判員の欠席 判決当日も2人休み 船田裁判長「反省すべきところある」
岡口基一裁判官に対し、史上8例目の罷免判決を言い渡した裁判官弾劾裁判所。しかし、4月3日の判決当日も国会議員14人が座っているはずの裁判員席には空席が1つ。実際には裁判員2人が欠席し、予備員1人が代わりに出席した形だ。肝心の判決に関与したのも12人で、2人が欠席している。
日弁連臨時総会、修習生の給費制「谷間世代」に20万円支給、育児中の会費免除延長
日本弁護士連合会は3月1日、臨時総会を開催した。給費制が廃止されていた期間に修習を受けた「谷間世代」の弁護士に20万円を支給する議案を賛成多数で可決した。
ChatGPT裁判官、殺人事件で「無罪」判決 東大生の模擬裁判、近未来を体感
チャット型AI「ChatGPT」を裁判官とした模擬裁判が5月13日、東京大学の学園祭「五月祭」で上演され、殺人事件で無罪判決が言い渡された。YouTubeでのライブ配信と合わせて、約二千人が「近未来」を体感した。なお、ChatGPTがその場で判決を生成したのではなく、今回はシナリオを元にあらかじめ出力したものを読み上げた。
岡口判事の弾劾裁判が結審、判決は3月27日 「不快な思いさせた」と当事者に謝罪
裁判当事者を傷つけるネット投稿などをしたとして訴追された仙台高裁の岡口基一裁判官(職務停止中)の弾劾裁判の第15回公判が2月28日、裁判官弾劾裁判所(裁判長:船田元議員=衆・自民=)であった。岡口判事側の最終意見陳述がおこなわれ、岡口判事は「不快な思いをさせた」と当事者への謝罪の言葉を口にした。
無給で司法修習「谷間世代」に一律給付を 与野党議員30人超が熱いエール
司法修習にあたり国から給与が支給されなかった「谷間世代」に対する一律給付の実現に向けた日弁連主催の意見交換会が5月23日、参議院議員会館で開かれ、与野党の法務部門の責任者ら30人以上の国会議員が出席し、応援のメッセージを寄せた。
弁護士が見たひどすぎる警察官 LGBT当事者への差別、被疑者をお前呼ばわり【アンケート】
愛知県警岡崎署の留置場で2022年12月、勾留中の男性が死亡する問題が起き、警察の対応が疑問視されている。
裁判所HPの判決データに誤植、新たに1カ所 「法クラ」のアカウントが発見
裁判所ウェブサイトに掲載されている判決のPDFデータの1つに、実際の判決とは異なる誤植があったことがわかった。弁護士ドットコムニュースの取材に最高裁が認めた。間違いは1月20日に修正された。なお、最高裁による紙の判決集には間違いがなかった。
法廷録音めぐり拘束された弁護人に再び退廷命令 厳戒の大阪地裁、2度目の制裁裁判はなし
法廷録音をめぐって受けた退廷命令に従わなかったことが法廷の秩序を乱したとして、弁護人が制裁裁判で過料3万円を言い渡されたストーカー規制法違反事件の第3回公判が6月22日、大阪地裁であった。前回5月30日には、被告人女性の要望を受けて録音しようとした中道一政弁護士が手錠をかけられ退廷させられる事態となった。
「報酬、基準通り払って」青森の弁護士法人が法テラスを提訴 出廷加算も問題視
基準通りの着手金、報酬金が支払われていないとして、青森県の弁護士法人「青空と大地」(代表社員・橋本明広弁護士)が、法テラスに対して19万7000円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5月15日、青森地裁八戸支部であった。提訴日は3月12日。
「公開法廷で録音」弁護士の半数以上が好意的、アンケートで見えた裁判制度の欠陥
海外にはアメリカのように裁判の模様が中継されたり、ウェブで配信されたりする国がある。一方、日本では裁判の録音・録画は原則認められていない。誰でも傍聴できる公開法廷であっても、裁判所の許可が必要だ。公開範囲が狭い分、プライバシーが守られている面もあるが、こうした決まりに疑問を抱く弁護士も一定数いる。